ているず幼稚園

えーと・・・何を書こう←

大人と絡めた話を今度は書こうとしてたんだよ、な。

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「はい、ゼロスせんせー！」
「義理チョコだよ！」

天使のような微笑みで、メルディとコレットがチョコを差し出す。
ゼロスは彼女達の頭を撫でながら、感謝の言葉を述べた。

「ありがと、ハニー達。だけど、コレットちゃん、義理ってのは言わなくていいんだぜ？」
「でもね、しいな先生がちゃんと言っておきなさいって」
「ゼロス先生が馬鹿なことしないようにって言ってたよ！」

抜け目ない同僚に殺意を抱きつつ、ゼロスは園児を教室に送り込む。
すると、今度はよく彼と一緒に遊ぶ三人が近寄ってきた。
スパーダ、ピオニー、ロニの三人だ。

「ゼロス、どうせ義理チョコしか貰えてないんだろ？」
「男として、それは寂しすぎるよな」
「寂しいっていうか、もう男じゃねえよ」

よくゼロスと女性の話で盛り上がる園児達が、一斉にからかう。

「ふん、お前らみたいなガキンチョがいないところで、たくさん本命チョコ貰えてるから良いんだよ、俺様は」

適当にあしらおうとするが、子ども達のお喋りは続く。

「絶対、見え張ってるよな」
「明らかに強がってるだろ」
「このゼロスがたくさん貰ってるなら、俺達もっと貰えるよな」
「いや、ロニは無理だろ」
「だな」
「おまえらなぁ・・・！」

仲間割れしながらも、彼らは一つの箱を差し出す。

「なんだぁ、こりゃ？」
「俺達からのチョコだよ。一応、本命だかんな」

スパーダが照れて帽子で顔を隠す。

「今年は逆チョコってのが流行ってるみたいだし、こういうのも有りだろ？」

ピオニーが誇らしげに伝える。

「ま、俺達がゼロスのこと好きだってのに、嘘はねぇからな」

ロニがニカッと笑う。

「「「絶対、食べろよ！」」」

三人が声を合わせて、元気良く立ち去る。
そんな彼らに感動しつつ、ゼロスは心を躍らせながら箱を開いた――

―――が、

「うひゃあああああ！？」

中身は、びっくり箱だった。


「あいつら・・・絶対にホワイトデーに仕返ししてやる！」




（ま、そんなもんだよね。ゼロスと彼ら３人は、主に彼らの回りにいる女性のおっぱい談義してるんだ。一番の狙いは、ティア。いざとなったら、ルークを盾にして、少しでも罰を軽減させられるから。だから、ネフリーとかしいなは、無理。ナタリアも狙えるといえば狙えるけど、あしながおじさん（ラルゴ）が怖いから無理）